みなみ(キラン)

こんにちは。ネイリストのみなみです。さて、早速ですが、本題です。この記事にたどりついたということは、ネイルの資格が取得できるスクール選びで困ったり迷ったりしています・・・よね?

この記事では、会社員をしながらネイルスクールに通い、脱サラしてサロン勤務を経た後自宅サロンを開業した私が、絶対に失敗しない「あなたに」ピッタリのスクール選びをお伝えします。

私のネイリスト仲間には、独身時代にスクールに通った人、結婚してから通った人、子供が産まれてから通った人、子供が独立してから通った人など、さまざまな人がおり、今回この記事を作成するにあたって多くのご協力をいただきました。

ネイリストが実際に経験したネイルスクール選びのノウハウをわかりやすくまとめ、皆さんが描く未来に近づけるよう、先輩としてのアドバイスも盛り込みました。

あなたがネイルスクールに通おう!と思ったその意気込みを全力で応援したいと思っていますので、是非最後までお読みくださいね。



巷のネイルスクール人気ランキングがあてにならない理由

最近は、ネイルスクールの人気ランキングの情報があふれていますね。スクール探しをしているあなたであれば、一度くらいは「人気のネイルスクールランキング」と言う情報を見たことがあるのではないでしょうか?

しかし、正直、あのランキングはあてにならないと私は思っています。

なぜならば、到達したい目標や置かれている状況が一人一人違うのに、ある一つの軸で比較されたランキングなんて意味がないからです。

たとえば、人気ランキング1位のネイルスクールに通い始めたのに、通学時間があまりにも長すぎて続けられず、何十万円という費用を払っておきながら途中で辞めてしまった人もいます。

逆に、ランキングになんて微塵も入らないマイナーなスクールに通い、地道に技術力を身に付けて、家の近くでネイルサロンを開業するという夢をかなえた人もいます。

スクール選びは「みんなが良いと言っているものが良い」という法則はあてはまりません。最も大切なのは「あなた自身にぴったりなのか」という視点です。

日本人は特に、「みんなが良いと言っているものは良い」という感覚が強いようですが、ネイルスクール選びではその考え方をいったんおいておきましょう。

フラットな状態で自分と向き合うことから、スクール選びは始まりますよ。

あなたにドンピシャのネイルスクールを選ぶために外せない3つのポイント

自分にぴったりのネイルスクールを選ぶためには、いろいろな情報を得ることも大切ですが、本質を言うと、以下の3つの点であなた自身と向き合う必要があります。

  • 通信通学か?は「自分時間」を把握するところから始めるべし
  • 受講コース選びは「到達したい目標」を明確にすべし
  • 費用は最初から限界を決めない!投資の意識を持つべし

それでは1つずつ詳しく説明していきますね。

通信か通学か?は「自分時間」を把握するところから始めるべし

最近はネイルスクールの学習形態も様々で、通学以外に通信教育でも検定の取得ができるコースが用意されているようですね。

みなみ(説明右)

私がスクール選びをしていた当時だと、通信は趣味レベルのコースしかなかったので、時代は変わってきてますね。

学びの形がたくさん出てきたことで、通学にすべきか通信にすべきか迷ってしまう人がとても多いよう。

では、通学か、通信かはいったいどんな基準で決めればいいのでしょうか?

ネイルスクールの通学と通信のメリット&デメリット

まず知っておくべきは、通学と通信のそれぞれのメリットデメリットです。

メリット
デメリット
通学
  • 目の前で先生がデモ&指導してくれる
  • 強制力がはたらく
  • スクール生の仲間ができる
  • 定期的にまとまった時間が必要
  • 費用が高い傾向がある
  • 場所の制約がある
通信
  • 好きな時間に学べる
  • 好きな場所で学べる
  • 費用が安い傾向がある
  • 指導が動画やオンラインのため直接見てもらうことができない
  • 強制力がない
  • 仲間はできづらい

ネイルスクールの通学のメリット&デメリット

通学スクールの一番のメリットは先生が目の前にいるということです。デモを見るのも至近距離で見れますし、自分のどこが悪いのかをリアルタイムで指摘してもらえるので、直接指導してもらえる点は大きなメリットですよね。

また、スクールに行ってしまえば集中して授業を受けられるので、強制力がはたらくのも通学のメリット。受講生同士で仲良くなれば情報交換などもできるので、仲間づくりをしたい方にも良い環境です。

一方、通学スクールはとにかく時間の制約を受けるので、ある程度まとまった時間が取れない環境の人は難しいでしょう。また、通信と比べて費用が高い傾向があります。

さらに、近くにネイルスクールがない場所にお住まいの方も、通学と言う選択肢はなくなりますね。

ネイルスクールの通信のメリット&デメリット

通信スクールのメリットは、時間の制約を受けず、自分の都合のつく時間で勉強できるということです。また、場所の制約も受けないため、近くに通学スクールがない人にも最適ですね。

また、通学スクールに比べると費用が安い傾向にあるのもうれしいところです。

一方、通信スクールは目の前に常に先生がいるわけではないため、リアルタイムで指導してもらうのが難しいというデメリットがあります。

また、さぼっても誰に注意されるわけでもなく、自宅だとテレビやスマホなどの誘惑も多いため、強制力がはたらきづらいということも。さらに、他の受講生とのかかわりの機会が少ないため、仲間もできづらいでしょう。



通信・通学のメリット&デメリットからわかる「あなたが本気で向き合うべきこと」とは

通信か通学かを選ぶ基準の、最も重要なものは「時間」です。

通信も通学もそれぞれデメリットがありますが、時間以外のデメリットは工夫とマインドで何とかなります。しかし、時間だけは自分のチカラで増やすことは不可能なのです。

そこで、あなたが通信か通学かを選ぶときに1つの指針となるフローチャートを用意しましたので、まずはこれでセルフチェックしてみてください。

通学のネイルスクールは最低でも自分時間が4時間必要

通学制のネイルスクールは1コマの授業が2時間であることがほとんどです。これに行きかえりの時間を含めると、余裕をみてトータル4時間のまとまった時間が必要ということになります。

週に1回、または、隔週に1回通うことを考えると、週に4時間の自分時間が確保できない人は、通学の選択肢はおのずとなくなり、通信制を選択するのがおすすめです。

ちなみに、4時間確保できるけど、その時間がこまぎれだったり、ネイルスクールがあいていない時間帯(夜中や早朝)にしか確保できない人も、通学の選択肢はなくなります。

なお、小さなお子さんがいる方は、自分が見積もった時間よりもマイナス1時間すると良いです。なぜならば、お子さんが病気をしたり、ぐずって預けられる状態じゃなくなったりなど、想定外のことが起きやすいからですね。

さらに、最寄りのネイルスクールまでの距離が片道1時間以上あるような場合には、物理的な距離がそのまま精神的な距離になりやすく、途中で通い疲れてしまって挫折するリスクが極めて高くなります。

通学時間が長い場合も、自分が見積もった時間よりもマイナス1~2時間で考えてみると良いでしょう。

通学にするか通信にするかはとても重要な決定です。自分が今使える時間を冷静に判断して決めてくださいね。



通信スクールのデメリットは本当にデメリットなのか?

おそらく、多くの人はできれば通学スクールに通いたいと思っていると思います。やはり、先生が目の前にいてくれるメリットはとても大きく感じられますよね。

しかし、小さなお子様がいてネイルを勉強したいと思っている方や、近くに通学できるネイルスクールがない方は、通信を選ばざるを得ないというのが現実だと思うのです。

そこで、今回は実際にネイリストに聞き取り調査を行い、通信制スクールのデメリットと言われていることが、本当にデメリットなのかを聞いてみました。

通学の方が先生に直接見てもらえるから上達がはやい!の真実

通学制の方が直接先生に教われるし、自分の技術のチェックも頻繁にしてもらえるから、上達がはやいでしょ?

みなみ(キラン)

一概にそうとは言い切れません。大切なのは練習量です。

ネイリストは技術職です。机上の知識だけではなく、実際に手を動かして技術を提供してお金をいただくお仕事です。

だからこそなおのこと、通学だと先生が直接教えてくれるし、技術も直接見てもらえるから、上達がはやいに決まってんじゃん!というのが普通の人の感覚だと思います。

しかし、実際に通学制のスクールに通った経験から言わせてもらうと、上達のスピードやレベルは、自分の練習量がすべてです。

どんなに技術力を持ったすばらしい先生に毎週見てもらっていても、自分の練習量が足りなければいっこうに上達しないのが、ネイルの世界。

レッスン以外の時間でいかにたくさん練習するかが、上達のためには必要なことなのです。

極論を言うと、全く練習しないで毎週通学制のスクールに通うのは、お金をドブに捨ててるのと同じです。自分の中に、先生の教えを吸収する土台がないので、指導内容が身に付かないのです。

それならば、通信制のスクールで毎日1時間でも練習し、数回開催されるスクーリングでまとめて疑問点を解消した方が、よっぽど先生の教えを吸収できますよ。

通学だろうが通信だろうが、自分が上達することを人任せにしている人は全く上達しませんし、自分から積極的に技術を身に着けようという人はどんどん上達していく、というのがスクールに通った人たちの正直な感想なんです。

通学の方が相(あい)モデルなので練習がたくさんできてよい!の真実

通学制だと相モデルができるから、人の手を使って練習できる機会が増えて断然いいでしょ?人のを見れば勉強にもなるし!

みなみ(キラン)

だったら相モデルではなく、モデルさんで練習した方が2倍練習できます。見て学ぶことも大切ですが、やって身に付けることのほうが大切では?

相(あい)モデルというのは受講生が2人1組になり、それぞれの手を提供し合って練習しあうことをいいます。

自分がやる方、やられる方の両方の立場になって技術をみれるので、学びが多い練習の形なのですが、実はこれはネイリストでも賛否両論わかれるところなのです。

通学制の場合、2時間1コマの授業で相モデルになると、1時間は自分がやる方、もう1時間は自分がやられる方になるのですが、後者の時間がもったいないという意見があるんです。

私も今思えば、もったいなかったなとつくづく思います。

もちろん、施術される方を経験することで学びは多いのですが、毎度毎度1時間をそれに費やすなら、自分で練習する時間にした方がよほど良いよねと思うのです。(※スクールによっては、自分でモデルさんを連れてきて、2時間まるごと自分の練習で使えるというところもあります)

相モデルができることを通学制スクールのメリットと考えるかどうかは意見が分かれそうですが、何度も言うとおり、ネイルの技術上達は「練習量」なので、それを考えると、練習量が減ってしまう相モデル形式のレッスンは、一概にメリットとは言えないと思うのです。

通学の方が友達もできて情報交換できるからよい!の真実

通学制の方だと友達ができるし、今後もいろんな有益な情報の交換ができていいでしょ?

みなみ(キラン)

人によりますし、ネイリスト仲間は仕事をしてからでもできます。

通学だから友達ができるというのはちょっと短絡的な考え方で、結論から言うとものすごく人によります。

実際、私は通学スクールで一人も友達ができませんでしたし、一方、友人のネイリストさんはスクールでたくさん友達を作って今でも頻繁に情報交換しています。

ちなみに、スクール時代は孤高キャラを決め込んでいましたが、サロン勤務をするようになってネイリスト仲間はたくさんできましたし、その方々と情報交換できているので、今現在仲間には不自由していません。

仲間と切磋琢磨しながらの方が上達しやすい人もいるでしょうし、一人で黙々と練習する方が性に合っている人もいるでしょう。

ネイルを仕事として始めれば、必要な人はおのずと自分の周りに集まってきますので、通学制のスクールで無理に友達をつくろうと思わなくても大丈夫です。

スクール生のうちは、わからないことは先生に聞けば確実な情報を手に入れられますので、情報を得られない!という心配も無用ですよ。



通信か通学か?ネイルスクールの選び方まとめ

とにかく一番に考えたいのは学ぶ時間をどう確保するか、または、どのくらい確保できるか、という自己分析です。

十分な時間が確保できれば通学に通ってもいいでしょうし、使える時間が限られているのであれば通信にした方が無理なく継続できるでしょう。

時間だけはお金を出しても買うことはできませんので、とにかく自分の生活を振り返り、捻出できる時間がどれくらいなのかをきちんと把握することが大切なんです。

また、通信にした場合のデメリットは、工夫と考え方次第でどうにでもなります。たとえば、対面でのレッスンがどうしても受けたくなった場合は、以下のような選択肢があります。

  • 通信講座のスクーリング制度を利用する
  • ネイル卸業者やメーカーが開催するセミナーに参加する
  • 近所の個人のネイルスクールに単発受講を直談判してみる

通信講座のスクーリングは1回数千円程度の価格ですので、通信のもともとの価格が安いことを考えると、このぐらいは投資してもいいのでは?

また、ネイル卸問屋や、各メーカーでも単発のセミナーが開催されているので、そういった場に足を運ぶのも一つの手ですよ。特にジェルネイルのメーカー無料体験セミナーは、商品説明だけでなく、商品を上手に使うためのネイルテクニックも教えてくれるのでおススメです。


また、個人のネイルスクールが比較的近くにある場合は、単発でレッスンを開いてもらえないか直談判するのも一つの手です。講師の先生も人間ですから、熱意ある方にはイレギュラー対応してくれるかもしれません。無理だと決めつけずにアタックしてみましょう。

学びの形態は実はあまり重要ではありません。通学スクールに通っても途中で辞める人もいれば、通信でネイリスト検定1級まで取る人だっています。

大切なのは、「ネイルが好きで上手くなりたい」というマインドです。

せっかく通うネイルスクール、最後までしっかり学んで卒業するために、まずは自分にぴったりの学習形態を選びましょう。


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受講コース選びは「到達したい目標」を明確にすべし

ネイルスクールには「JNEC2級取得コース」や「プロフェッショナルネイルコース」など、スクールごとにさまざまなコースがあります。

みなみ(説明右)

今はスクールの数も多いですし、多種多様なコースがありますね!

「いったいどれを選べばいいの?」
「就職するなら1級まで取得しないとダメなの?」
「開業するなら検定は何級まで必要なの?」

など、コース選びに迷う人も多いと思います。

受講コース選びに迷ったら、まずは、自分がなりたい未来はどこなのか?ネイルの仕事にどのようにかかわっていきたいのか?をしっかりと掘り起こす必要があります。

ここから詳細をご紹介しますね。

ネイルの検定と資格についての基礎知識

よく「ネイルの資格」と便宜上言われていますが、実は一部は検定試験であり、美容師さんのような国家資格ではありません。

今のネイリストは検定級を持っているのが普通ですが、何級まで取らないと働いてはいけないなどという決まりはありませんし、サロンを出店するにあたっての特別な申請なども必要ありません。

それを踏まえて、ネイルの検定および資格について以下のようにまとめました。

ネイリスト技能検定試験 公益財団法人日本ネイリスト検定試験センター(JNEC)が主催する、1997年から始まった検定試験です。3級、2級、1級があり、ネイリストの技術・知識をはかるための代表的な検定試験です。

◆3級:ネイリストベーシックのマスター。ネイルケア、ネイルアートに関する基本的な技術及び知識。
◆2級:サロンワークで通用するネイルケア、リペア、チップ&ラップ、アートに関する技術及び知識。
◆1級:トップレベルのネイリストとして必要とされる総合的な技術及び知識。
※2級以上は下位の級を取得していないと受験できません。

ジェルネイル技能検定試験 日本ネイリスト協会が主催するジェルネイルに特化した検定試験です。初級、中級、上級があり、現在サロンワークの主流となっているジェルネイルの技能・知識をはかる重要な検定試験です。

◆初級:ネイルケアのベーシックマスターとジェルネイルを施術するために必要な基礎的知識と技術の修得
◆中級:ネイルケアとジェルネイルを施術するためにプロとしてサロンワークに必要な専門知識と技術の修得
◆上級:ジェルネイルのスペシャリストとして必要とされる総合的知識と技術の修得
※中級以上は下位の級を取得していないと受験できません。

ネイルサロン衛生管理士 日本ネイリスト協会(JNA)が主催するネイルサロンの衛生管理に関する知識を習得したことを証明する資格です。
JNA認定講師資格 日本ネイリスト協会が主催する、認定講師の資格試験です。ネイリストおよび講師として、JNAのイベント実行委員、検定試験の試験官、コンテストの審査員、各セミナー担当などの活動をすることができるようになります。ネイリスト技能試験1級、ジェルネイル検定上級、衛生管理士資格の保持が必須であり、かつ、JNA認定校の卒業と実務経験が受験資格になっており、ネイリストの資格試験では最も難易度の高い試験です。

これ以外にも別の協会が主催する検定試験や、メーカーのエデュケーター資格、また、アメリカのネイルライセンスなど、ネイルの検定・資格はいろいろあります。

ただ、今の日本でネイリストの技術力をはかる指標として最も多く用いられているのが、上記の表の検定・資格なのです。

将来どんな道が?一般的なネイリストの仕事の種類と受講コース選び

それでは、ネイリストとして働く場合、いったいどんな道が用意されているのでしょうか?

一般的なネイリストの仕事と必要となる検定級・資格は以下のとおりです。

[:必須/:ほぼ必須/:取得が望ましい/×:なくてよい]

ネイリスト技能検定
ジェルネイル検定
JNA
3級
2級
1級
初級
中級
上級
衛生管理士
認定講師
JNA認定講師
ネイルサロン勤務
サロンオーナー
×
×
×
×
×
自宅ネイルサロン開業
フリーランスネイリスト

JNA認定講師になるために必要な検定級・資格は?

JNA(日本ネイリスト協会)の認定講師は、日本では最高峰のネイルの資格と呼んで良いほど難関の資格です。

参考:認定講師資格試験の受験資格
https://www.nail.or.jp/nintei/koushi-shiken.html

上記のJNAのページに記載のあるとおり、JNAの認定講師資格を取りたい場合は、前提として以下の検定級と資格を保持している必要があります。

  • ネイリスト技能検定1級
  • ジェルネイル技能検定上級
  • 衛生管理士資格

さらに、JNA認定校の卒業やサロンでの実務経験が、資格受験の条件になっているので、非常に難易度は高いですが、その分将来的な仕事の幅がぐんと広がる資格でもあります。

認定講師資格を持っている場合、ネイルサロンへの就職はとにかくスムーズですし、給与も高いです。開業した場合も信頼度が高いため集客もしやすいですし、講師として教える事業も展開できるため、収入も安定するでしょう。

JNA認定講師になりたい場合のおすすめは、JNA認定校に入学し、JNEC1級とジェル検定上級まで取得できるハイレベルコースを選びましょう。

卒業すれば受験資格も得られますし、スチューデントサロンなどを併設している大手も多いため、実務経験もすぐに積むことができる場合が多いです。講師になるまでの道を最短で進めるでしょう。



ネイルサロン勤務をするために必要な検定級・資格は?

ネイルサロン勤務をするために必要な検定試験・資格は、必須なものは実はありません。上述のとおり、国家資格ではないので本来は検定級も資格も必要ないのです。

しかし、現状ネイルサロンの求人を見てみると、以下の条件を最低条件としているところが多くあります。

  • ネイリスト技能検定2級以上
  • ジェルネイル技能検定中級以上

サロン側もある程度のスキルを持った人を雇いたいと思うのは当然ですので、サロン勤務をする場合はJNEC2級とジェル検定中級までは取得しておくのが望ましいでしょう。

スクールのコース選びでは、上記の級が取得できるミドルレベルコース以上を選ぶと良いでしょう。

なお現在は、ジェルネイルがサロンワークの大半を占めているため、ジェル検定の取得のみでもOKというサロンも増えてきています。

逆に、アクリルスカルプチュアのメニューがよく出るようなサロンではJNEC1級の取得が必須のところもありますので、働きたいサロンが決まっている場合は、求人の条件を事前に確認して受講コースを決めてもいいかもしれません。



サロンオーナーになるために必要な検定級・資格は?

ネイルサロンは美容院と違い、店舗出店の際に保健所への届け出は必要のない業種です。また、オーナーの資格の有無も問われません。

よって、サロンオーナーになり、ネイルサロンの経営をしたい場合は、必要な検定級はないということになります。

ただ、一切のサロンワークを知らずにオーナーを始めるよりは、基礎レベル程度の技術を知っていた方が、資金をかける場所や働く従業員の気持ちがわかり、よい経営につながると感じています。


みなみ(説明右)

ネイリストではないオーナーのもとで働くと、材料の発注時にどうしてこれが必要なのかをいちいち説明しないといけなかったり、ネイリストを軽視した待遇で働かされたりしがちなようで、私のネイリスト仲間もそういうところはすぐにやめていましたよ。もちろんきちんとした経営者もいますけどね。

よって、時間が許すのであれば、以下の級を取得できると望ましいかなと思います。

  • ネイリスト技能検定3級
  • ジェルネイル技能検定初級
  • ネイルサロン衛生管理士

スクールだと、比較的リーズナブルなコースの受講で問題ないと思います。また、サロンの衛生管理はネイリストのみならずサロンオーナーにも必須の知識ですので、衛生管理士の資格は取得をおすすめします。



自宅サロン開業するために必要な検定級・資格は?

ここまでお伝えしてきたとおり、サロン開業に絶対に必要な検定級・資格はありませんので、自宅サロンであってもそれは変わらず、特別な資格は必要ありません。

しかし、自宅サロンの場合は自分一人の施術で経営していかなければならないため、最低限のテクニックが必要なのはお分かりいただけるかと思います。

私としては、以下の検定級と資格は最低限持っていた方が良いと思います。

  • ネイリスト技能検定2級以上
  • ジェルネイル技能検定中級以上
  • ネイルサロン衛生管理士

スクールでのコース選びでは、自分が将来サロンで扱いたいメニューに合わせてレベルを選択するのが良いですね。

特に、アクリルスカルプチュアをメニューに取り入れたい場合は、JNEC1級を取得しておいた方が信頼性がアップして集客しやすいでしょう。

また、自宅サロン開業の場合、集客やマーケティングなどの基礎知識も必要ですので、「開業コース」などがあればそういったコースを選ぶのも一つの手です。

みなみ(説明右)

開業コースがない場合、集客やマーケティングの知識は関連する一般書籍も多いため、そういったものから学ぶことも可能ですよ。



フリーランスネイリストになるために必要な検定試験・資格は?

フリーランスネイリストは特にサロンなどに属せず、出張やレンタルサロンで特定のお得意様を施術するような働き方です。

個人の実力で仕事を得る必要があるため、一通りのネイルの技術をつかいこなせないといけません。よって以下のような検定級・資格を取得することが望ましいでしょう。

  • ネイリスト技能検定1級
  • ジェルネイル技能検定上級

スクールのコース選びでは全ての技術を身に着けられるハイレベルコースを選びましょう。

なお、お得意様に気に入られるための営業力や接客力もかなり必要となる働き方ですので、集客や接客マナーなどを学ぶと良いでしょう。



ネイルスクールのコース選びのまとめ

上記のことから、将来なりたいネイリスト像によって、取得すべき検定級や資格が異なるというのがわかっていただけましたか?

「やっぱり1級まで取らなきゃダメか」と思った人も、「あれ?意外と中級まで取れば働けちゃうの?」と思った人も、いろいろだと思います。

人によっては、「まだどういう働き方がしたいかはっきりしてないし・・・。」と余計に迷われてしまった方もいるでしょうか?

そのような方は、1年後や3年後というちょっと先の未来を考えてみると良いかもしれません。10年後なんて思うと、今と考え方が変わっているかもしれませんし、予測が立てにくいので。

「2年後には子供が7歳になって小学校に入る。そのときにどんな働き方をしてたいだろう?仕事をバリバリしたい?子供との時間も大切に過ごしたい?」

近い未来で区切って考えてみると、なりたい自分がすこしはっきりしてくるのではないでしょうか?

なりたい自分があいまいなままスクール選びをすると、場合によっては遠回りになってしまうこともあります。

たとえば、通っている最中に「JNAの認定講師になりたい!」と思っても、そのスクールが認定校でない場合やJNEC1級までカバーしていないコースの場合、スクールに入りなおしたり、追加でコースを申し込むようになるため、お金と時間をロスしてしまうのです。

もちろん、挽回できないわけではありません。でも、どうせなら最短距離で夢をつかみたいですよね?

この機会に、自分の未来をじっくり考え、納得のいくコース選びができるよう自分と向き合ってみてください。


▼夢を夢で終わらせないために!▼



費用は限界を決めない!投資の意識を持つべし

現実的に最も気になるのがスクールの費用ではないでしょうか?

目標となる夢を実現させるための十分な資金がある人、そうでない人、親に出してもらう人など、金銭的な環境もまた、人それぞれかと思います。

もちろん、すでに現金で十分なお金があることが理想ですが、タイミング的に大きな出費が重なったりすると、スクールに通いたいと思った時に資金が足りないということもあると思います。

そんな時に気を付けたいことを、1つだけお伝えしておきます。

スクール選びに金銭面での妥協は禁物!

スクールを選ぶときに、金銭的に厳しいから安いコースにしよう!という選び方はすこし危険です。

たとえば、

本当の目標はJNAの認定講師だけど、そうするとどうしてもハイレベルの高価なコースを選ばなければいけないので、そんなお金は出せないから、2級までしか取れないミドルレベルのコースにしよう!

という選び方。こういう選び方は、できるだけ避けた方がよいのです。

なぜなのか?その理由は以下のとおりです。

  1. 目標とコース内容にズレがあると途中で挫折するリスクが高まる
  2. 目標とコース内容にズレがあると結局遠回りになる

1.目標とコース内容にズレがあると途中で挫折するリスクが高まる

目標とコース内容にズレがあると、スクールに通い始めた途端に違和感を感じる場面が多くあります。

先生方も、2級までしか取得しない人と、1級まで取得する人では指導の仕方が異なりますし、通学の場合はそもそもグループを分けられたりと「差」を感じる場面が多くあります。

そうすると、人間どうなるか?

やる気がどんどんそがれていくのです。

「本来自分だってそっち側にいくはずだったのに」という思いがふくれあがってくると、どうしても負の感情に支配されてしまい、通うこと自体が苦痛になってきます。

そして、途中で辞めてしまうリスクが高まるのです。

2.目標とコース内容にズレがあると結局トータルコストは増える

妥協して選んだコースを修了したのち、「やっぱりあっちのコースを選べばよかった・・・もっともっと学びたい!」という思いが消えない場合、新しく別コースを受講したり、別のスクールに通いなおしたりする人がでてきます。

このように、ズレがあってもあとからやり直しはいくらでもききます。

ただ、コース追加の場合は最初からまとめて支払う場合に比べると割高な場合がほとんどですし、スクールを入りなおせば入学金や道具代がまたかかって余計な出費が増えたりしますから、トータルで支払うお金は増えてしまうことが多いのです。

スクール費用は分割払いも可!工面する方法を考えよう

そんなこと言われても、ないお金は出せない!無理!と思う方もいらっしゃるでしょう。

しかし、以下のようなやり方で、費用を工面することを検討してみてはいかがでしょうか?

  1. スクールが用意する分割払いの制度を利用する
  2. ローンを利用する
  3. 親など身近な人に頭を下げて貸してもらう

1.スクールが用意する分割払いの制度を利用する

スクール費用は非常に高額のため、多くのスクールでは分割払いの制度を用意しています。

分割回数によって利子がつくものがほとんどですが、一括で払えない場合はとても便利ですので利用を検討してみると良いでしょう。

2.ローンを利用する

スクール側が分割払い制度を用意していない場合は、自分でローンを借りて工面するという方法もあります。

クレジットカードの分割払いやカードローンで月々支払っていくという形です。

一般的に高利子のため利用は控えた方が良いのですが、どうしてもほかに手段がない場合は検討しても良いかもしれません。

3.親など身近な人に頭を下げて貸してもらう

もし両親やご兄弟など、あなたの夢を応援してくれる人がいるのであれば、頭を下げて資金を援助してもらうことも考えてみてください。

あなたの本気度や熱意をしっかり伝えることが必要ですが、条件によっては無利子で貸してくれたり、いくらかは援助と言う形を取ってもらえることも。

また、あなたが未成年の場合は親御さんが出してくれることになると思いますので、その場合も、自分にはどういった目標があってどういう働き方をしたいのかをしっかり伝えることが大切です。



時間を捨てない!「今」からやるという自己投資の発想を

上記のようなことを言うと、ほとんどの方は

「分割やローンは利子がかかるし、それだったら貯金してから考えるのでしばらく保留にします」

と言って、先送りしてしまうのです。

もちろん、それは理想ですし本来あるべき姿かもしれません。しかし、その決断をしたときにあなたが捨ててしまうものがあるのです。

そう、「時間」です。

たとえば、2か月後に資金が貯まるのであれば、それはちょっと我慢して資金が用意できてから入学すべきでしょう。

しかし、貯金が終わるのが、1年後や2年後という年単位で先になる場合、その1~2年が「ネイリストになりたい」という思いを抱いたまま何もせず過ぎ去ってしまう時間、捨ててしまう時間になるのはわかりますか?

1年も経つと人間の環境もかなり変わっています。

もしかしたら、結婚・妊娠して勉強するどころではなくなるかもしれませんし、自分や配偶者の転勤でネイルスクールのない田舎に行くことになるかもしれません。極端ですが、大病を患いしばらく療養しなければいけなくなるかもしれません。

その時に、「何もしなかった1年」をあなたは後悔しないでしょうか?

正直、ネイルの世界は、1年も期間があればかなりの知識を学べますし、技術を身に付けることができます。

また、技術職なので、とにかく経験年数がものを言う世界です。1年後に始めるより、今日始めた方が、あなたの人生の中でネイリスト経験が増えますよね。

分割払いやローンと言うと「借金」のイメージが強く日本人は特に敬遠しがちですが、今回の場合は分不相応な車や宝石を浪費するわけではなく、最終的に一生使える技術が身に付くいわゆる自己投資ですので、「利子で時間を買う」という発想をすると、分割払いやローンに対する精神的な壁も越えられると思います。

みなみ(説明右)

私は決して借金を推奨しているわけではありません。ただ、時間の価値をしっかりわかった上で判断してほしいという思いがあるのです。あのとき始めていれば・・・という後悔はなるべくしてほしくないんです。

ネイルスクール費用のまとめ

費用はスクールに通ううえでもっとも現実的な問題であり、だからこそ場合によっては選択を誤らせる原因にもなったりします。

しかし、お金を理由に妥協した判断は、遅かれ早かれ後悔する場面がおとずれます。

あの時にあっちのコースを本当は選びたかったのに、という後悔は、せっかくあなたが前に進もうとしているのを、強い力で阻むでしょう。

ネイルスクールに通う目的は、「あなたの目標や夢を達成すること」であり、中途半端な技術をみにつけることではないはずなのです。

「ネイリストになりたい」と思っている今の自分の気持ちを尊重してあげること、そして、いち早くそれに向かって進むことの大切さを理解し、適切なところにお金を投資できると良いですね。


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